嫁姑戦争

 「隣人戦争」は昭和50年代の話だ。その頃はまだ、祖父母、両親、子どもの三世代同居は珍しくなかった。私も子供の頃は、両親と父方の祖母、弟の五人家族だったので、母と祖母の間のドタバタは、ほぼ毎日行われる“お約束”のようなものだった。実際、私が小学生の頃には、父が間に入って神経をすり減らしていたし、近所に住んでいる父の姉も巻き込んで、そのドタバタはややこしさを増していた。私が高校生ぐらいになると、身近にいる女友達にするように、母も祖母も、お互いの悪口を私に話すようになった。しかし、そこには悲壮感はまるでなく、お互いが嫁姑という立場でなかったら、本当に仲の良い友達になれたのではないかと思えた。
 祖母より先に母が亡くなり、その仏壇に向かって祖母が、「もっと長生きしてくれたらよかったのに」と寂しく話していたことがあったが、嫁姑の仲というのは、案外奥の深いものなのかもしれない。
 「隣人戦争」の中に登場する嫁姑のエピソードも、喜劇的要素満載で、なかなか面白い。見どころのひとつです!!  ぶーにゃん

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