初々しい二人

CIMG0668 物語の終盤に、若い二人の、淡い恋物語の場がある。お春と健吉の二人だ。
 『お春』役の山本万里は、2005年の秋季公演「ジョージとエミリー」のヒロイン『エミリー』を好演し、力をつけてきた女優である。健吉を演じるのは、真夏座の新人女優、小笠原美保だが、昨年の秋季公演「煙が目にしみる」で、『乾幸恵』(月組キャスト)を好演している。期待の新人のひとりである。
 『健吉』はもちろん、男子の役だ。思春期の終わりごろの、やや背伸びしたい年代の、男の子でもない、まして、男性ではない、その危うさは、女優が演じることで、より共感を得られるのではないかと、私は思う。小笠原の持つ、ライトハスキーな声も、雰囲気を出している。
 この初々しい二人の場は、稽古を見ていると、ほのぼのとしていて、何だか微笑ましい。「怪盗ジゴマ」心に残る場面のひとつになると思います。 ぶーにゃん
 

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