伝える力

 私たちが、生まれて初めて、誰かに何かを伝えようとする時、私たちは、感情の赴くままに、相手を動かそうとします。もちろん、生まれたばかりの赤ちゃんに与えられた、自己表現の方法は、限られていて、生きていくために、少ない手段で、必死に、相手に働きかけます。
 それから人間は、幼いうちにも、あまたの表現方法を学び、実にしたたかに、相手に働きかけていく。特に、言葉を覚え始めると、その表現力はさらに豊かなものになります。
 大人になった私たちは、より大きな表現能力を持っているにもかかわらず、初めて芝居や語りの台詞を表現する時には、多くの人が、感情の赴くままに、台詞を話してしまう。生まれたばかりの赤ちゃんと同じことをしてしまいます。それはなぜなのでしょう?
 私たちの潜在的な表現能力は、訓練され、技術を習得することで、初めて、人に伝わり、たくさんの人の心を震わせることができます。
 「藤の会」の方々は、それぞれ、年々、表現力が豊かになっていて、毎年の発表会が楽しみですが、それは、稽古を積み重ね、確実に、技術を身につけているからなのだと思います。
 明日の「藤の会」発表会を、ぜひ、お見逃しなく!! ぶーにゃん

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