最後の最後まで…

 稽古場での稽古は、残すところ2日。芝居は、ほぼ出来上がっている。後は、お客様により楽しんでいただけるように、役者自身も楽しんで、そして、気持ち良く演技するだけだ。  だからといって、これで、完璧な仕上がりというわけでは … 続きを読む 最後の最後まで…

稽古場物語

 いよいよ公演まで1週間。本番用の小道具も揃い、テーマ音楽、効果音も入り、稽古場は、これまで以上にピリリとなる。上演に向けての、最後の仕上げとなるのだ。  この時期に、熟練の役者の芝居が、ガラリと変わることがある。役に魂 … 続きを読む 稽古場物語

四人の大学生

 舞台では、よく、実年齢とかけ離れた役を演じることがる。若い役者が老齢の役を演じ、年配の役者が初々しい青年、少女の役を演じることも、珍しくはない。  もちろん、役をしっかり演じるためには、その役年齢の体の動きや、声の出し … 続きを読む 四人の大学生

透明感……

 昨年の秋季公演「煙が目にしみる」では、美容師“原田泉”の役で、女優として、それまでとは違う、新しい一面を見せてくれた、岩崎幸代。「時の物置」では、なぞの下宿人『月岡ツル子』の役を演じる。  彼女は、芝居の傍ら、高等学校 … 続きを読む 透明感……

名コンビ再び

 嘉悦由利香が、久しぶりに、本公演に出演する。  スラッと背が高く、“芯が強く、固い意志を持つ女性”の雰囲気を纏い、“成熟した、仕事ができる女性”といった役どころが多い彼女だが、素顔は極めておおらかで、細かいことにはあま … 続きを読む 名コンビ再び

言葉探し

 台詞がない場面や、相手の台詞に対するリアクションをするのに、役者は、いつも、ぴったりと合う言葉を探している。  例えば、「相手の言葉に驚く」という表現をするのに、「驚いて目を丸くする」とか、「驚いて腰を抜かす」など、具 … 続きを読む 言葉探し

成長株のすなちゃん

 昨年の春季公演「あした天気になぁれ」に続き、秋季公演「煙が目にしみる」でも、真夏座のベテラン女優-江口ふじ子と同じ役を演じ、最近メキメキと力をつけてきた、砂崎香子(すなざきたかこ)。座内では、主に、“すなちゃん”と呼ば … 続きを読む 成長株のすなちゃん

基本は「相手のために」

 真夏座の演技術の最も基本となるところは、常に相手役が演じやすいように、演技するということだと思う。  例えば、次の台詞が言いやすいように、自分の台詞を言うとか、相手の台詞でタイミング良くリアクションするというようなこと … 続きを読む 基本は「相手のために」