七色の声

 子供の頃、「海は青」「夕焼けの海は赤」「夜の海は黒」「曇り空は灰色」など、風景の中のそれぞれの色は、私の中で決まっていた。  ところが、中学生になった頃、美術の教科書か何かに載っていた、セザンヌやスーラ、ミレーなどの絵 … 続きを読む 七色の声

4人の新人

 秋季公演「煙が目にしみる」星組に、4人の新人が出演します。管理人・江沢役の佐藤賢一、野々村桂役の逸見美知子、野々村早紀役の松原菜実子、乾幸恵役の小笠原美保です。  佐藤、逸見、小笠原の3人は、文京シビックで行われている … 続きを読む 4人の新人

日本語をちゃんと話すこと

 まだ芝居を始めたての、後輩たちの稽古を見ていると、喜怒哀楽の表現はそれなりにできる。特に、泣くこと、怒ることに関しては、割合すんなり表現できるようだ。それはたぶん、子供の頃から、泣く芝居をしたり、わざと怒ってみせるとい … 続きを読む 日本語をちゃんと話すこと

ザ・仕事人

 たとえば、台本に、「登場人物Aが、舞台の上手から下手へ通り過ぎる」という、“ト書き”が書かれていることがあります。作者はもちろん、そこで登場人物Aが、舞台の右から左へ通り過ぎることでおきるドラマを見せるために、また、舞 … 続きを読む ザ・仕事人

ひとつずつ…。

 昨日、電車に乗っていたら、扉の閉まる直前に滑り込んできたお客さんがいた。すごい勢いで走ってきて、飛び込んできたので、思わず見てしまったのですが…。  この人、飛び込んだすぐ後に、自分の後ろの、閉まる扉を確認し、ほっと息 … 続きを読む ひとつずつ…。

お葬式

 秋季公演「煙が目にしみる」の舞台となるのは、関東近郊にある、小都市の斎場。そこに居合わせた二組の家族、そして、その近親者たちが織成す物語。  お葬式というと、物語の中だけではなく、実際に、必ず、何らかのドラマが生まれる … 続きを読む お葬式

イメージが筋肉を動かす

 最近、人型ロボットが続々開発され、SFの中に登場するアンドロイドのようなロボットが、先日のニュースで取り上げられていて、かなり驚きました。近年の科学技術の躍進には感嘆するばかりです。  そんな人型ロボットでも、CGで描 … 続きを読む イメージが筋肉を動かす

ヨーコとマリオ

 座内で、ヨーコ、マリオと呼ばれている、佐野陽子と山本万里。前回の公演「あした天気になぁれ」では、ともに、看護婦“大沢由美”を好演した。  二人、それぞれ、個性の違う大沢由美を演じ、どちらも、それぞれの魅力が出ていて、楽 … 続きを読む ヨーコとマリオ