いよいよ、秋季公演「煙が目にしみる」(堤泰之・作)稽古が始まりました。 この芝居が、どんな舞台に出来上がっていくのか、それはもちろん、楽しみなのですが、私、芝居好きの野良猫“ぶーにゃん”にとっては、これから稽古場で起 … 続きを読む 秋季公演「煙が目にしみる」
藤の会第6回発表会
藤の会第6回発表会は、たくさんのお客様、そして、暖かい拍手に包まれて、無事、幕を閉じました。 語り手それぞれが、役になり、講演会という形式で語りをするという、新しい試みで行われた、第1部の今江祥智・作「太郎づくし」。 … 続きを読む 藤の会第6回発表会
公演前日に思うこと…
公演が近くなると、台詞を忘れて、舞台上でオロオロする夢を見たりすることがあります。あわてて、飛び起きると、まだ公演までは数日ある…。そんな夢を見る時は、たいがい、自分の稽古が足りていない。自分の役の、何かが埋まっていな … 続きを読む 公演前日に思うこと…
語りの魅力
芝居の台本でも、語りの本でも、演じ手は、何百回となく本を熟読し、内容をパートごとに分解し、分解した一つ一つの文章、言葉に、命を吹き込み、再構築して、台本という平面的な世界から、「芝居」または、「語り」という立体的な世界 … 続きを読む 語りの魅力
8月になると…。
毎年8月になると、平和の誓いを新たにする、という大林晴子さん。今回の藤の会では、住井すゑ・作「ざくろ」を語ります。そして、関西弁に苦労した、という、平川恭子さんは、岡部伊都子・作「遺言のつもりで―伊都子一生語り下ろし」 … 続きを読む 8月になると…。
現代の戦い
今回、藤の会発表会で取り上げられている、星新一・作「福の神」、そして、江國香織・作「冬の日、防衛庁にて」は、まさに、現代の戦いにスポットを当てた作品です。 「福の神」は、いつの時代にもある、人間の欲望との戦いをテーマ … 続きを読む 現代の戦い
姿勢
藤の会のメンバーは現在11名。それぞれ、仕事や家庭を持ち、月に2回の稽古に取り組んでいます。そして、1年かけて演目を熟成し、発表会に臨みます。 稽古と稽古の間の2週間、それぞれが自分の本を何度も黙読し、内容を深く掘り … 続きを読む 姿勢
女優 江口ふじ子
先日の納涼大独演会で、語り亭紫藤として、門左衛門とともに、「幽霊貸し家」を素敵に語ってくれた、江口ふじ子。私にとっては大先輩である、江口ふじ子について書くのは、ファンの方にお叱りを受けそうですが、どうかお許しください! … 続きを読む 女優 江口ふじ子
語り亭門左衛門一門
昨日の納涼大独演会、1日限りの上演でしたが、たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。 日本舞踊あり、民話あり、芥川もあれば、漱石もあり、そして、落語から艶話まで、幅広くご覧いただきましたが、そ … 続きを読む 語り亭門左衛門一門